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時々つくお金のウソ
結婚前から夫はカードでガソリンを入れていました。
入れれば入れるだけガソリンが安くなるので、結婚後もそうしていました。
結婚後も夫の通勤距離はあまり変わらなかったので、私がお金の管理をするうえで、おおよそ一月にかかるガソリン代を把握したくてカードの明細を見せるように夫に頼みました。
当初はまだ夫の実家に明細が届く状態だったので、実家に行ったときに持ってくるか、明細の送付先を新住所に変更するように言ったのですが、なかなか行動してくれず、明細を見せてくれませんでした。
ボーナス時も、通帳記入すればバレてしまうのにも関わらず、会社のキャッシュコーナーで勝手に下げたことを隠してウソをつきました。
お金のことでは何度も喧嘩をしましたが、お金のことは奥さんに任せなさいと夫の両親からも言われた様で、ちゃんとお小遣い生活をしてくれる様になりました。
(別途欲しいものがある時は、私が下げてお金を渡していました)
最初がこんな感じでしたので、お金のことに関しては夫を信用しきれずに結婚生活が始まりました。
何の前触れもなく機嫌が悪くなり 「キレる」
この詳細は、私の結婚生活 に記載してあります。
夫が 「もう一緒に住めない」 と口に出した時のウソ
ある年末。
夫は仕事が忙しく、ろくに休みも取れずに働いていました。
お正月休みも無くて、大変な思いをしていたので、子供と実家に帰りっぱなしというのも可愛そうだと思っていたのですが…
そんなお正月のある日、「今日も帰れるか予測がつかないし、帰れても業者と夕飯を食べると思うから実家に行ってな」 と会社から電話がありました。
数日間忙しいから、帰れる日に連絡するまで実家に居ろとのことでした。
近所のみんなも実家に帰省してしまって、私と子供だけが寂しいお正月なのは不憫に思っての配慮だと思いました。
言葉に甘えて実家に行きました。
メールのやりとりは時々していましたが、忙しいだろうし、業者の人と一緒とのことで私も控えめにしていました。
数日後の夜、私の実家に夫から電話がありました。
「金が無いからカードを今から取りに行く」 と。
ついこの前お金を数万円渡したばかりなのに。
私はお金が無いのはウソだとすぐに分かりました。
いくらあるのか訪ねると、千円との回答。
以前もお金を渡したばかりなのに(毎月のお小遣いも余るはずなのに)、千円しかないとウソをついた事があったので
「明日家に帰るからお金を渡します」 と言い夫は納得して電話を切りました。
私が帰宅後、夫はお金の事を何も言いません。
本当にお金が無いなら言ってくるはずなのに何も言わないので、やっぱりお金は持っているんだと分かりました。
何日か経った後の朝、「お金が無いからカード頂戴」 と言ってきました。
私が勇気を出して、「財布見せて」 と言うと、あっさり私に財布を渡しました。
中には沢山お札が入っていました。
やっぱりウソでした。
何でこんなウソをつくのか訪ねると、
「もう一緒に暮らせないと思ったから」
こう言いました。
私は今までウソをつかれても、キレられても我慢してきました。
夫はいいところもあるからです。
でもこの言葉を言われた時、正直ホッとした自分がいました。
私も 「じゃぁ、子供も居るんだし、きちんと考えないとね。」 と言いました。
実はこう言われたのは初めてではありません。
夫はちょっと意見が合わないと怒って、「離婚するしかない」 とか 「もう無理だろう」 と口に出す人でした。
でも翌日には 「老後は二人であーやって、こーやって」 なんて楽しそうに話すのです。
しかしこの時は、その日を境に夫は仕事から帰ると、私が作ったご飯も食べずに部屋にこもるようになりました。
ご飯も余ってしまうし、今後、あなたのご飯はどうしたら良いか訪ねると、
「オレのは作らなくていい」 と答えが返ってきました。
息子もその言葉を聞いていました。
無駄になってしまうので、私は言われた通り夫のご飯は作るのを止めました。
夫は部屋にこもってばかり。
毎日私と子供がいるリビングには入らず、洗面所やトイレ、お風呂場と自分の部屋を出入りするだけでした。
息子も呆れていました。
息子は楽しく遊んでくれる時は嬉しそうでしたが、夫のおかしな態度を見ては時々
「結婚したら絶対にお別れできないの?」 とか 「お別れしちゃえば?」 と言っていました。
もう何でも分かる年齢なので、今回のことは子供にも全て話していました。
部屋から出てこなくて話し合いも出来ないので、私もどうしていいか分からず自分の母親に相談しました。
夫の両親に相談するしかないんじゃない?と言われ、考えた末、姑に電話を入れて相談をしました。
相談するだけ無駄でした。
「部屋にこもるなんて、よっぽどなんだよ!」 と頭ごなしに怒られ、全て私が悪い様な言い方をされました。
この日から数ヶ月の間に数回、私の実家に苦情の電話が姑から入りました。
私も私の両親も呆れて、 「言うだけ無駄だから好きなように言わせておこう」 ということになりました。
離婚話が出てから、夫が親から預かったと 「息子の入学祝い」 を貰って来ました。
こんな時にお祝い金をくれるとは思いませんでした。
嫌だったけど、姑にお礼の電話を入れました。
すると、いつのことを話しているのか全く覚えが無いのですが、 「あたなは私が洗面所を使った後にすぐ水を流した。私はそんなに汚したのか?」 みたいな事をいきなり言われました。
私は姑と一緒に洗面所にいた記憶が無いのですが、何を言っても喧嘩になると分かっているので、まずはお金のお礼を言いました。
しかしそんなことは無視で、
「息子に 迷惑だからいきなり来るなって言われたんだけど、いきなり行って私が何か迷惑かけた!?」 とすごい剣幕で言ってきました。
「うちにも都合があるので、事前に連絡をくれた方が助かります」 と言うと、
「だからぁ〜!いきなり行ってぇ〜!私が何か迷惑かけたことがある!?」 とまだ怒っている様子。
思わず言っちゃいました。いきなり来る事が迷惑なんです。と。
すると 「私だって知ってんのよ!姑は嫌われるものだからね!」 とか何とか言うので
そう思うなら嫌われないように気を遣え〜と心で叫びましたが
黙っていると、
「はいはい。お礼の電話はいただきましたよぉぉぉ〜〜〜」 と、思いっきりバカにする口調で言った後に、ガチャン!と電話を切られました。
この直後、姑は再び私の実家に苦情の電話を入れてました。
さすがに疲れた私の母も、はいはいと話を聞くだけにしていたそうです。
そんなこんなで月日が経ち、卒息子の園式が終わり、入学。
離婚&引っ越しをするなら春休み中に間に合えば良かったのですが、何せ話しも出来ないので何も決められない。
私も冷静になって考えるためにも、早くても離婚は夏休みだな、と考えていました。
ある日夫はリビングに堂々と居ました。
今まで2階にある自室こもっていたので、リビングにいることが凄く変な感じで、息子は 「何で下にいるの?」 という始末…。
私は普通にしていましたが、私からは話しかけませんでした。
すると夫が、「いつ荷物運ぶんだよ!?」 と。
私は、荷物を運ぶ事よりも、離婚するならそれなりの養育費を払ってもらわないと生活出来ない。
引っ越す前に決めるべき事が沢山あると伝えました。
定年している両親に金銭的なことで頼れないし頼る気も無いと言いました。
私は毎日考えて考えて、考え過ぎて頭がおかしくなりそうでした。
今、離婚するチャンスかも知れないけど、ここは一つ耐えるべきなのかも知れない…
子供の事を思うと、どうしたらいいのか答えが出ない…
今回、離婚はしたくないと旦那にすがって気持ちを変えられたとしても、また近い将来こういうことになる気がしました。
金銭のことで度々ウソをつかれたことで、夫に対する信用も無くなってきていました。
離婚するなら子供がなるべく小さいうちに、そして自分もなるべく若いうちに…という思いもありました。
迷いながらも私は離婚するには何からどうしたら良いのか、作るべき書類や、決めるべき事、弁護士相談、行政書士相談のことを調べまくる毎日。
良く考え直してみると、そもそも夫は何で一緒に暮らせないと思ったのか、イマイチ分からないので、夫にメールで聞きました。
(家から職場の個人PCに送信しました)
「弁護士に相談しに行く事にしました。その際、離婚の理由を聞かれると思うので、別れたい理由を教えて下さい。」 と。
すると、すぐに返事が返ってきました。
私が身だしなみについて小言が多いこと、家に義理両親を入れた回数が少ないこと、私が子供のお風呂や寝かしつけの最中に夫が仕事から帰ると、夫が自分でご飯を温めることを私が当たり前だと思っていること、性の不一致(何度も断る)が理由として書いてありました。
私は夫のためを思って、体臭が強くなってきたので、朝もシャツを替えたら?とアドバイスしたり、仕事へ行く前は洗顔、ひげ剃り、歯磨きはしようよ、と時々言っていたのですが、私が言うことは全て
「小言が多い」 と不満だったようです。
私にしてみたら、奥さんというものは小言が多いものだと思うし、そんなことを注意してくれるのは奥さんしか居ないと思うのです。
奥さんに何も注意されなくなると言うことは、夫のことはどうでもいいと思っている証拠だと思います。
また性の不一致の何度も断るというのは、キレやすい夫が、下心がある時だけ優しいという事が、とっても嫌でした。
(そういう時だけ夕飯の洗い物を進んでやったり)
生理的に受け付けない…と思うようになってしまったのです。
他人からしたら、こんな理由で離婚!?と思うでしょうね。
夫はも基本的に人の意見を聞かない、周りの人を見下す言葉や態度をとる、あきらかに立場的に自分が弱い場合はやたらと態度が小さく、挨拶の声も小さい・・・
とにかく自分が一番正しいと思い込んでいる性格なので、人にとやかく言われるのがもの凄く嫌なんだと思います。
会社のルールなども自分のいる会社が全て正しいと思い込んでいるので、会社によってルールが違うということを全く理解していなく聞き入れない人でもありました。
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